前田薬品工業株式会社

滑川高の化粧品試して

前田薬品工業と共同開発

道の駅庄川で実演販売

滑川高の生徒らが22日、砺波市の道の駅庄川で、前田薬品工業（富山市）と共同開発したスキンケア化粧品「美絹（うつくしるく）」シリーズを実演販売し、県産の原料を使った製品の良さを買い物客に訴えた。

化粧品は化粧水、乳液、リップスティックの3品で、薬業科の生徒のアイデアをもとに昨年、商品化された。滑川の海洋深層水や小矢部産ハトムギの成分のほか、南砺市城端の絹のまゆから抽出した「シルク溶液」が配合されている。

この日は店内にブースを設け、1年生7人が製品を販売。肌への浸透性が高い海洋深層水を用いた化粧水のさらっとした使い心地などを紹介した。試した女性客から「いい感じ」「リップも使いたい」などと好反応を得た。

実演販売に参加した石川理那さんと山本葵依さんは「べたべたせず肌になじむのが特徴。県産の原料の安全性も魅力なので、多くの人に知ってもらいたい」とアピールした。

滑川高と前田薬品工業は今後も各地で実演販売会などを開く。