立山工場

  • ジェネリック医薬品の使用増加に伴い、ステロイド製品の安定供給を確保するとともに、BCP の観点から2拠点化を図りました。
  • 高生理活性物質(ケミカルハザード)に対応 した 軟膏、クリーム剤、ローション剤 の製造専用工場です 。
  • 主要な製造装置を 更衣せずに 、直接見ることのできる見学者通路を設置しています。
  • 工場内はワンウェイ物流、直線状の生産フローを実現するために、明確なゾーニングと各作業室の配置を実現し、生産性の向上を図っています。
  • 原料・資材倉庫の清浄度を上げ、原材料の保管温度を厳格に管理 しています。

立山工場(ステロイド製剤)

  • 一次バリアとして、高生理活性原料の秤量作業をアイソレータ内で行うことで、作業員への暴露を防止しています。
  • 二次バリアとして、作業室のレイアウト、作業エリアの陰圧管理、HEPAフィルターを介した排気空気のろ過により、人・物・空気の移動に伴うハザード物質の交叉汚染および外部漏洩による環境への飛散を防止しています。
  • 三次バリアとして、封じ込め対象エリアの外周壁を上階の下部まで立ち上げ、一般エリアへの漏洩を防止しています。
  • その他、扉のインターロック、Bag-Out-Port、ミストシャワーを設置し、高い封じ込め性能を確保しています。
  • 工場内はワンウェイ物流、直線状の生産フローを実現するために、明確なゾーニングと各作業室の配置を実現し、生産性の向上を図っています。
  • 軟膏、クリーム剤、ローション剤の調製装置は1200Lの真空乳化槽、1200L、350L及び100Lの溶解槽3基で構成され、調製液の残留を最小限にするために、グラビティー方式の配管を採用。
    また、1200L、350Lの溶解槽では、外部循環経路により槽の底部から槽の上部に液を移送し、槽内の均一化を図る槽外循環機構を有しています。
  • 軟膏、クリーム剤のチューブ充填・包装は充填機、カートニングマシン、封緘印字検査装置で構成された一貫ラインで、ローション剤の充填・包装は充填機、シュリンクラベラー、カートニングマシン、封緘印字検査装置で構成された一貫ラインで製造されています。

本社(富山工場)

  • ジェネリック医薬品、一般用医薬品、化粧品の製造を 行っておりし、 貼付剤やクリーム 、ローションに対応可能な工場
  • 完全防爆対応 消防法対応 の高アルコール濃度製品を生産できる 設備があります。
  • 主要な製造装置を 更衣せずに 、 直接見ることのできる見学者通路を設置しています。

富山工場A棟(一般製剤)

  • 非ステロイドの外用剤製造棟として、軟膏剤、クリーム剤、ローション剤、貼付剤など多種多様な剤形に対応した、医薬品の製造管理と品質管理の基準(GMP)に適合している製造設備を取り入れ、高品質な製品の安定供給を実現しています。
  • 軟膏剤、クリーム剤、ローション剤について、一回当たり仕込み量100kgと500kgが製造可能な真空乳化装置をそれぞれ1基ずつ保有しています。また、充填機としては、アルミチューブ充填機2台、ローション充填機1台を保有しており、弾力的な少量多品種生産に対応できます。
  • 貼付剤について、1回当たり仕込量350kgが製造可能な練合機(予製剤装置含む)と塗膏機、裁断機、集積機、四方シール機を保有しています。
  • 含水テープ剤の製造が可能です。

富山工場B棟(一般液剤)

  • 防爆対応(危険物製造対応)の工場及び製造設備となっており、高含量アルコール製剤の製造に対応できる安心安全な工場棟です。
  • 500Lと1100Lの調製タンク、および保管タンクを保有しており、保管タンクから調製液を、充填機(2台)へ直接落とし込むことが可能です。
  • 小ロットスケールに適している半自動充填機を1台保有しています。

富山工場C棟(ステロイド製剤)

  • 国内最大規模のステロイド製剤専用棟です。
  • 作業安全性と環境に配慮するための徹底した封じ込めを行っています。
    一次バリアとして、高生理活性原料の秤量をアイソレータで行うことで作業員への暴露を防止し、二次バリアとして、部屋のレイアウト、ダブルHEPAフィルタの設置、室間差圧によって、人・物・空気の移動に伴いハザード物質が外部に漏えいし、交叉汚染しないよう、環境への飛散を防止しています。また、三次バリアとして、封じ込め対象エリアの外周の壁を上階の下際まで立ち上げ、一般エリアへの漏えいを防止しています。その他、扉インターロック、Bag-Out-Port、ミストシャワーを設置し、高い封じ込め性能を実現しています。
  • 軟膏、クリーム剤、ローション剤のステロイド製品の調製用真空乳化装置は、1200Lの乳化槽が1基、1200L、350L、100Lの溶解槽3基で、調製液が残留しないようにグラビティー方式の最短配管で構成されています。また、1200L、350Lの溶解槽に関しては、槽底部から外部循環経路を通過させ、槽上部に移送し、槽内の均一化を図る槽外循環機構を有しています。
  • 軟膏、クリーム剤のチューブ充填・包装は充填機、カートニングマシン、封緘印字検査装置で構成された一貫ラインで、ジャーボトル充填・包装は充填機、ラベラー、シュリンク包装機、熱収縮機で構成された一貫ラインです。
  • ローション剤の充填・包装は充填機、シュリンクラベラー、カートニングマシン、封緘印字検査装置で構成された一貫ラインで製造されています。

富山工場D棟(化粧品)

  • 化粧品製造棟であり、250kg真空乳化装置を保有しています。
  • 基礎化粧品を中心とし、軟膏剤、クリーム剤、ローション剤等の製造が可能です。
  • 一回当たり仕込み量は、50kg~250kgまで対応可能。
  • 充填は、チューブ、ジャー容器(ボトル)、シャンプー・コンディショナー容器など弾力的に対応できます。 また、薬用化粧品(医薬部外品)についても対応可能です。