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2019.01.09

北日本新聞に当社の記事が掲載されました。

前田薬品 立山に外用剤工場 35億円投じ生産能力3倍

前田薬品工業(富山市向新庄町、前田大介社長)は、立山町塚越にステロイド外用剤専用工場を建設する。

主力とするジェネリック医薬品(後発薬)や受託製造のニーズ拡大を受け、今後5年で生産能力を約3倍に高める計画だ。

秋に着工し、2020年秋の完成を目指す。

総投資額は約35億円。

同社によると、ステロイド外用剤専用工場として国内最大規模になる見通し。

 

新工場の事業用地約9400平方メートルを取得し、施工会社を決定する。

23年に始める2期工事を通してクリーム剤を調合する真空乳化装置を現行の1台から3台に順次増やす。

プラスチック容器やチューブへの充填、包装を行う工程については現状4ラインに6~7ラインを追加する。

現地で10人程度の新規雇用を見込む。

 

生産する医療用外用剤の品目を絞ることで機械の洗浄などの手間を減らし効率を向上。

ラインを平面で並行させて配置し、工場内での物流をスムーズにして生産性を高める。

IoTを生かし本社との情報共有も強化する。

 

同社は、国内後発薬大手メーカーから新規の受託を獲得した。

自社製品の売上高についてもここ数年は年率15~20%増となっており、設備の稼働率を高めて対応している。

一方、今後の受注増への備えや安定供給の観点から生産能力の向上が課題となっていた。

 

前田社長は、全国の後発薬使用割合が数量ベースで75%を超えた一方で外用剤は約4割にとどまっているとし「6割程度までは伸びが見込める。需要に応えたい」と話した。